- 大腿骨(だいたいこつ)
太ももの骨。
- 大腿骨頭すべり症(だいたいこっとうすべりしょう)
思春期(10代前半)の男子に発症しやすい、大腿骨頭近位部の骨端核(こったんかく)が骨端軟骨で滑り出した状態。初潮後の女児にはほとんど見られない。肥満と関係があるといわれている。
- 大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
主に膝関節の伸展機能をつかさどる大腿(太もも)の前面に位置する4つの筋群〔大腿直筋(だいたいちょっきん)、内側広筋(ないそくこうきん)、外側広筋(がいそくこうきん)、中間広筋(ちゅうかんこうきん)〕。
- 大転子(だいてんし)
大腿骨(だいたいこつ)の上外方にある突起。中殿筋(ちゅうでんきん)など股関節の外転筋が付着している。外転筋は安定した歩行に最も重要な筋肉である。 ⇒トレンデレンブルグ徴候、トレンデレンブルグ跛行
- 耐摩耗性(たいまもうせい)
- 物質または物体がこすれ合う時、物質がすり減る現象を「摩耗」という。それに対する抵抗の程度のこと。
- 単顆型人工膝関節置換術(たんかがたじんこうひざかんせつちかんじゅつ)
- 人工膝関節で、関節面軟骨の傷んだところだけ(通常、内側の半分だけ)を置換する人工膝関節置換術。⇒「人工膝関節 部分置換術」
- 単純X線撮影(たんじゅんえっくすせんさつえい)
人体を透過して影をつくるX線を利用して、その影をフィルムに写す撮影。バリウムなどの造影剤を使用した場合は造影X線撮影という。X線撮影は、一般的にレントゲン撮影と呼ばれる。
- 中殿筋(ちゅうでんきん)
股関節外転筋(こかんせつがいてんきん)のひとつ。骨盤の骨〔腸骨(ちょうこつ)〕と大腿骨(だいたいこつ=太ももの骨)の近位部(大転子)を結ぶ筋肉。
- 超高分子量ポリエチレン(ちょうこうぶんしりょうぽりえちれん)
人工関節の関節のこすれ合う面(摺動面:しゅうどうめん)に使用される分子量の大きなポリエチレン素材。経年的にこの摩耗粉が人工関節の緩みの原因になることがあるが、最近改良され耐摩耗性が向上している。
- 長管骨(ちょうかんこつ)
- 手足を構成する細長い形状の比較的大きな骨全般を指す。大腿骨(だいたいこつ)や脛骨(けいこつ)などが該当する。長骨(ちょうこつ)、管状骨(かんじょうこつ)とも呼ばれる。
- 椎間板(ついかんばん)
脊椎(せきつい)を形成している椎骨〔(ついこつ)=椎体(ついたい)〕と椎骨の間にあるクッションのような組織で可動性にも寄与する。なお、椎間板は線維状カプセル〔繊維輪(せんいりん))が弾性のある髄核(ずいかく)を包み込むような構造をしている。繊維輪が破綻をきたし、髄核が飛び出したものを椎間板ヘルニアという。
- 椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)
椎体(ついたい)と椎体の間には椎間板がある。その椎間板の軟骨が、本来の場所から外に脱出した状態で、神経を圧迫して痛みやしびれなどの症状を出す。
- 底背屈運動(ていはいくつうんどう)
足首(足関節)の曲げ伸ばし(底屈と背屈)を繰り返す運動。血流を促進し、血栓予防になる。
- 転位(てんい)
- 骨の位置が本来の位置からずれた状態にあること。また、骨折などで骨片が本来の位置からずれた状態にあること。
- 特発性大腿骨頭壊死(とっぱつせいだいたいこっとうえし)
- 成人に見られる大腿骨頭壊死の中で原因が明らかでないものを指す。ステロイド剤の投与を受けた既往のあるもの、アルコール愛飲家、血液・血管疾患(けっかんしっかん)に多発するため、その多くは全身的変化が重要な背景をなしている。40歳代がもっとも多く、男性に多い。
- トレンデレンブルグ徴候(とれんでれんぶるぐちょうこう)
患肢(かんし)で片脚立ちをしたとき、健肢(けんし)側の骨盤が下がる現象で、股関節障害の検査法のひとつ。先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう)などによって中殿筋(ちゅうでんきん)の筋力が弱い場合に見られる。
- トレンデレンブルグ跛行(とれんでれんぶるぐはこう)
- 歩行時に患肢(かんし)に体重をかけた時、患肢側の肩が落ちて身体が横に揺れた歩行となる状態。主に股関節外転筋である中殿筋(ちゅうでんきん)の筋力低下のために起こる。
- ドレーン
- 手術した部位などの中にたまる体液や血液を体外に出すための排液管。

